外から見る限り凛子はまだのようだな
俺たちの方が早く着いたな白馬……
凛子が命名してくれた俺の愛車の白馬のハンドルを力強く握り締めた
そしてアパートの前で1時間が経った
時計を見ると夕方の6時半だ
まだ1月下旬
外は暗くなった
もう俺は凛子とこのまま会えないのか
同じ町にいるって言うのに
凛子はこんなにも遠い
俺は今日は凛子に会えるのを諦めた
また明日、頑張るか
もしかしたら凛子が部屋にいるかもと言う思いも捨て切れていない俺は白馬のエンジン音が凛子の部屋まで届くようにアクセルを踏んだ
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