俺は姿勢を正して


『はいっ。凛子さんとお付き合いさせて頂いている川内 京介と申します』


まるで面接官に挨拶をしているかのような俺


『うふふふ
真面目な方なのね…
凛子もああ見えて真面目な子だから気が合ったのかしら?
川内さん、凛子ならつい10分くらい前にアパートに帰りましたよ』


凛子アパートに戻ったの…か。


『あ、あのすみません有り難うございます』

俺は深々と礼をして凛子の優しそうなお母さんに見送られてその場を立ち去った。



俺は今度こそ凛子に会えると凛子のアパートに向かった


そしてアパートに着いた