そのプレゼントを見つけた京介は『凛子~!』って、アタシを抱き締めてくれて喜んでくれるはずだよね
こんな幸せな事ばかり考えながら歩いていると、アッと言う間に京介の3階建ての白いアパートに着いた。
アタシは元気良く階段を上がって行く。
ん?…何か…喧嘩しているような男女の大声が響いてきてる
上からだよね
あの声
なんかすごい女の人が騒いでる
上の方から響く声を聞きながらアタシは1段1段と階段を上がる。
2階まで来た時点で不快になってきた
京介の声に似て…る?
アタシはさっきまでの幸せな気分とは逆に妙な怖さな気分になりながら恐る恐る階段を上がる。
お願い!!
どうか京介じゃないよね?
泣いて悲鳴にも近い女の人の声は一体誰なの!?
京介・・・・
京介・・・・