ベッド横のカーテンの隙間から明るい光が差し込んで来てアタシは京介より先に目が覚めた。
目をあけると目の前には京介の可愛い寝顔がある。
その寝顔にアタシからおはようの『チュッ』をした。
すると突然、京介の手に力が入って始めから抱き締めあっているのに更に強く抱き締められた。
『え?…何
京介、起きてるの?』
ジーーーッと京介の顔を見つめていたら、片目だけ開いて小鳥みたいにアタシの唇にキスをしてきた。
『おはよ!凛子!!
俺、嬉し過ぎて1時間前くらいからずっと起きていて凛子の寝顔を見てたよ』
微笑みながら言われてそのまま、また……愛を育んだ。