教室に入ったら、みんな心配したんだよー!と声を掛けてくれて。


優しいな・・・



ごめんね?と言って回る。



----「じゃあ。これで、終わるけど、テスト勉強はしっかりやるように!」



終わったー!


いや、私、授業も何も受けてないけど。



「じゃあさー!悠亜ちゃん来た事だし、歓迎パーティーしようぜ!」



はっ春樹くん・・・


「いいねー!」
「賛成ー☆」
「悠亜ちゃんのアドレスげっとだぁー!」



みんなノリノリだね・・・


「悠亜ちゃん、この後の予定あいてる?」


『うっうん!みんな、ありがとうございます・・・!』



何か、このクラスで良かったかも。



「じゃあ!カラオケ行くぜー!!」



「「「「おー!」」」」



それにしても、一致団結しすぎだよね。



『笑美ー。良いクラスだね。』



「アンタがそういう位なら、良いクラスだよ。学校毎日来ようって気にはなった?」




『ははは、それとこれとは話が別だよー』



「・・・まぁ、そうだよね。アンタは。このクラスのリーダー格だよね。春樹は」



ん?何で、ここで春樹くん出てきたの?


『そうなんだ?』



「まぁね。春樹いいんじゃない?ああ見えて一途ってゆーか、恋した事ないって。」



へー。



『でも、まぁ、私も恋した事ないしねー』