「―――っ!!」
そんな会話どうでもいいから助けてよっ!
「助けてほしいみたいだよ」
「え、私に?そんなぁ、出来なくはないけどね、その後が怖いからゴメンね。バイバイ」
「!?」
「そういうこと。だからあんたは僕に殺されるしか未来がない」
どういうこと……?
狂ってる、狂ってるよ!人が殺されそうなのを放っておくなんて異常だよ!荻南さんっ!!
「それじゃ、私はお菓子でも頬張るとしますか。あ、今日のご飯はシチューね」
「人参はいれるなよ」
「駄目!食べなさい」
「……」
荻南さんは出ていった。
「……腹いせにゆっくりバラしてやる」
「―――っ!!」