「まぁ、簡単に言うとこんな感じ……かなっ」



あたしは、恵美に言った。









「こんな感じじゃないわよ !!「だから、声がでかいってばっ」







ほんと、声がでかい。


回りに聞こえたら、どうすんのよ……




[もう、すでに聞こえまくりでございます……]









「ってか、その子は結局何者だったの?」






「それがね……。」






「えっ、高校2年生ぇぇぇぇ!?「シぃぃーーーー」




あっ、ごめんとまたペコリとお辞儀した。



恵美にやるなっといわれ



はい?と頭にはてなが浮かび上がった。



「あと、もう一つ言うと……お金持ちのお坊ちゃんで親の会社を継ぐとか……」





恵美は、無口になってしまった……。