でも時間は待ってはくれない。


最後の行事の準備が
どんどん進んでいった。


少しでも思い出を残したい私は
先輩のそばにいっつもいたと思う。


資料も先輩と作って
委員会の引き継ぎをしてもらって。

時々また
怖い話をしたりして。



先輩。

先輩がいつも私の名前を
呼んでくれるから
知らない間に自分の名前も
好きになっちゃいましたよ。