昼休みか…

「莉亜、飯は?」

陽向が聞いてきた。

お弁当は教室に置いてきたまま。


お腹すいてないし、
まぁいっか。


今から戻るのめんどいし…


「お腹すいてないし要らなーい」


「ならいいけど…倒れんなよ?」

陽向は優しいなぁ。


でもね…

「もう帰るから心配ないよ?」

「え?莉亜、帰っちゃうの?」

「うん。教室居たくないし。」

「そっか…じゃあ僕が校門まで送ってあげる♪」


「1人で大丈夫だよ?」


「なんかあったから教室に居たくないんでしょ?
1人の方が危ないと思うよ?」