「どこ行こっか?行きたいとことかある?」
私は驚いた
援交なんて会ってすぐにラブホに直行してヤルものだと思っていたから
「んー…」
「遠慮しなくていいよ♪」
「遊園地行きたいです!」
私が満面の笑みで言うと、高城さんはまた優しく笑った
「ダメですか…?」
「全然(笑)梨香ちゃんギャップありすぎ(笑)」
高城さんが言うには、綺麗系の顔をしているのに遊園地に行きたいなんて言ったことがツボだったらしい
「そんな笑わないでくださいよ(笑)」
「ごめんごめん(笑)梨香ちゃんやっぱり可愛いわ♪じゃぁ、遊園地行きますかっ!」
高城さんはそう言うと、本当に遊園地に連れて行ってくれた
「高城さん!メリーゴーランド!」
遊園地に来て大はしゃぎする私を見て高城さんはずっと笑っていた
「梨香ちゃんって遊園地来たことないの?」
「ないですよ♪私、親いないんで」