暑い夏の部活が終わった
有咲のボール当番の手伝いをしてると優大に会った
「優大~!」
呼んで返事ないんで、まぁ、いいや
ちょっと(?)落ち込んでいたら
優大が歩いてきた
サルビアに水あげに行くのかな?
「バイバーイ!」
もう一回、声をかけたが
「うるせぇ」
だって。
このごろ、優大のことにネガティブになってきた
優大、私のこと嫌いなのかなーとか、
しゃべりたくないのかなーとか…
なんだか、さみしい気持ちになる。


ホラ、今だって他の女子とはしゃべるくせに…


「ねッ、玲那!」
ユキが話かけてきた
「ん、何?」
あわてて返事をする
「優大が、玲那にね、『電話して』だって!」
………電話?
「電話してあげりん!」
智が私の肩をたたいて言った
ちゃんと自分から言えよ、/////バカ…
「れっさん、行くよ!」
有咲に引っ張られながら、叫んでた(笑)
「優大の、どこがいいの?」
「ツンデれ♥」
「なんか、オタクぽい…」
「オタクじゃないよ!!」
「ウソウソ、冗談!」

電話、しようかなーって思ってたけど掛ける気がなかった(笑)