私。小林真理紗。
今でもあなたに恋してます。

小6のうち、真理紗は当然恋とかに興味がなく、むしろ、恋より遊びとかのほうが、大事だった。 「ねーねー、真理紗ー。」「なに?」
そういう風に話してくるのは幼なじみで、うちが、クラスで1番仲のいい渡部章人。
仲があまりにもいいから、一時期みんなから付き合ってるように思われたことも…
まぁ、それも、うちらは自覚してる。だって、うちらは学校の行きも帰りも一緒で、係も委員会も一緒で、休日は必ず章人の家で一緒に勉強していて、ずっと一緒にいるから、思われても仕方が無い…。
私たちは、お互いがずっと一緒にいて、別れることはないとずっと思っていた…
でも…あるとき。 異変がおきた。