「もしかして、あんた…サッカー部のマネージャーになろうかななんて…思ってないよね…?」

















「…へっ?」











「図星じゃん!!ハルには無理でしょー…」






「なんでそう思うの!?」







「部員、どのくらいいるか知ってる?」







「20に「100。約100人。そんな数、1人で相手出来んの?かおる先輩みたいに」






かおる先輩っていうのは、サッカー部のマネージャーしてた人。

さばさばしてて誰からも愛される女子の憧れだった。

急に転校しなくちゃいけなくなったみたいで、

今回マネージャー募集してるらしい。





「それにサッカーのルールとか知らないでしょ。急にはマネージャーなんて出来ないよ…」









「…わかる。」











「はあ?」