いや、酔ってるだろ…と呆れ顔を見せる小野寺。

そんな表情までもが懐かしくて愛しくて、可愛らしい。





「小野寺」

「ん?」

「可愛い」

「―――!!?」






ぱっと顔を上げる。





「な、何言って…」

「ん」






言葉を告げようと開いた小野寺の小さな唇に、土方の舌が滑り込んだ。





「んんー!!」

「ちょっとお前黙ってろ」



じたばたと暴れる身体を押さえつけ、彼女を抱きしめる腕の力を強める。




「ま、ひじ………」

「お前、俺をどんだけ待たせたと思ってんだよ」



二年だぞ?と、意地悪な笑み。




「だってそれは…」

「お前がドジ踏んだからだろ」










……………すみませんその通りです(´・ω・`)