美「今日は星が綺麗だね?」



悠「うん。」


美「私星が好きなの。
  星を見ると
  悩みが吹き飛んじゃうくらい。
  だからかな…
  別に焦ってはいない。」


そう焦ってはいない。


だけど…


悠「…」


悠真は黙って聞いている。


美「ただ…
  やりたいことがある人って
  あんな輝けるんだって…
  じゃあやりたいことが
  見つからない私は? 
  周りの皆も
  見つけているのに…
  まだ見つからない… 
  見つけなきゃなのに…ヒック…」


やばっ!


視界が滲んできた…