靴に履き替えて、ナツキは彼女と並んで歩く。 特に意味はなかった。成り行きで一緒に帰ることになりそうだ。 やがて、ナツキは後悔し始める。 彼女とは学年が一緒というだけで話したこともない。 共通の話題もないのに、気まずいだけだ。