「よし、じゃぁ今日は…
印象が強かった桜田!!号令頼んだ!!」
長谷川先生も印象づいてしまったか。
長谷川裕二先生[はせがわゆうじ]。
既婚者で意外とイケメン。ちなみに25歳。
「はーぁ??なんで俺なんだよ!!
まっ!!いっか(笑)
気をつけー礼っ さよーならー」
今日の初めての学校は終わった。
「ねぇ!!陽菜!!
さっきの、空くんだっけ??
空くん人、陽菜のこと見てたよー!!」
「そんなわけないじゃん!!
あ、そんな話は置いといてさ!!
今日、用事あるから土手の方から帰るね。」
土手は私の家までの近道。
でも、その土手にはガラの悪いお兄ちゃんとかいるから正直
通る気にはなれない。
「そっか、じゃあ途中1人かー
さみしっ!!」
「大丈夫だって!!明日があるよ。」
「あ、まだ雨やんでないねー
早くやめばいいのになー。」
「そうだね。」
坂をおりて、彩夏と別れた。
今は一人で土手を歩いている。
1人は慣れている。
正直言えば、1人でいる方が落ち着くのかもしれない。
そんなことを考えていたら雨がやんで
目の前に空が現れた。
「…あれ??
空くんだっけ??」
こんなところで会うとは…
「…あ、えと…高橋さんだっけ??」
お互いまだ名前は曖昧らしい。
「あ、うん。陽菜でいーよ。
高橋さんとかなんかなれない。」
「そか。じゃあ、陽菜!!
俺のことは空でいいから!!」
「空…か。」
ぼそって呟いたら空は不思議そうな顔をして
私の顔を覗いてきた。
「陽菜は、こっち方面なの??」
「違う。用事があるときだけこっち。
こっちのほうが近いけど、土手嫌いで…。」
「そうなんだ。じゃあ家、近いかもね。
でも、土手っていいもんだよ??
だって、空だってすっげー見渡せるし川だってあるしな!!」
空はとても明るい笑顔で私を見た。
その時になぜかドキッとした。
私に恋愛感情…そんなわけない!!
まだ初恋だってないんだし…
印象が強かった桜田!!号令頼んだ!!」
長谷川先生も印象づいてしまったか。
長谷川裕二先生[はせがわゆうじ]。
既婚者で意外とイケメン。ちなみに25歳。
「はーぁ??なんで俺なんだよ!!
まっ!!いっか(笑)
気をつけー礼っ さよーならー」
今日の初めての学校は終わった。
「ねぇ!!陽菜!!
さっきの、空くんだっけ??
空くん人、陽菜のこと見てたよー!!」
「そんなわけないじゃん!!
あ、そんな話は置いといてさ!!
今日、用事あるから土手の方から帰るね。」
土手は私の家までの近道。
でも、その土手にはガラの悪いお兄ちゃんとかいるから正直
通る気にはなれない。
「そっか、じゃあ途中1人かー
さみしっ!!」
「大丈夫だって!!明日があるよ。」
「あ、まだ雨やんでないねー
早くやめばいいのになー。」
「そうだね。」
坂をおりて、彩夏と別れた。
今は一人で土手を歩いている。
1人は慣れている。
正直言えば、1人でいる方が落ち着くのかもしれない。
そんなことを考えていたら雨がやんで
目の前に空が現れた。
「…あれ??
空くんだっけ??」
こんなところで会うとは…
「…あ、えと…高橋さんだっけ??」
お互いまだ名前は曖昧らしい。
「あ、うん。陽菜でいーよ。
高橋さんとかなんかなれない。」
「そか。じゃあ、陽菜!!
俺のことは空でいいから!!」
「空…か。」
ぼそって呟いたら空は不思議そうな顔をして
私の顔を覗いてきた。
「陽菜は、こっち方面なの??」
「違う。用事があるときだけこっち。
こっちのほうが近いけど、土手嫌いで…。」
「そうなんだ。じゃあ家、近いかもね。
でも、土手っていいもんだよ??
だって、空だってすっげー見渡せるし川だってあるしな!!」
空はとても明るい笑顔で私を見た。
その時になぜかドキッとした。
私に恋愛感情…そんなわけない!!
まだ初恋だってないんだし…