「おいっ、お礼は?」

「は?」

「は?じゃねぇよ。“ありがとうございます、慧様”だろ?」

「はぁぁあ!?……んっ!」



睨み付けようと顔を上げたら……唇が!!


なっ、何すんのよ――――!!

このドスケベ!!


空いてる方の手で、ドンドン胸を叩く。


「フッ。それで抵抗してるつもりか?」

「なっ!!////////」




目の前にイケメンフェイスが!!




「お前、俺に惚れただろ」

「はぁ?惚れるワケ無いじゃない!」

「フッ、どうだか」

「っ!!」

「まっ、ヨロシクな。下僕な彼女さん?」

「っっっ!!!」




何なの!!

下僕な彼女さんって!!