朝食を見知らぬ人の前で食べるのは不思議な気持ちだ。
目の前には中年のおばさんとおじさん。
私とは何の接点もない人。
まさに見知らぬ人だ。
「亜由美、早く食べないと遅刻するよ」
「あ、うん…」
その見知らぬ人と、なんか家族みたいな会話。
考えられないくらい不思議な現象。
それしか言えないよね。
とにかく、何が原因でこうなったのか。
まあ、一つだけ思い当たる節がある。
あの、謎の露店からもらったお守り。
今も左手に握っているそのお守り。
もしかするとこれが原因なんじゃないかと疑うのは当然なんじゃないだろうか。
ちなみに、何故、昨日貰ったお守りが自分の手の中にあったのかは不明なんだけど。
それにもう一つ気になる事がある。
私が今、ここにいるという事は山谷さんの意識はどうしてるんだろう。私の身体はどうしているんだろう。
病院のベットに眠る自分。
嫌な想像をしてしまった。
もしかしたら、意識不明とか、そんな状態になっていたりして。
それだけは絶対に考えたくない。
とにかく、今は学校に行って確かめなきゃ。
「ご馳走様、行ってきます」
目の前には中年のおばさんとおじさん。
私とは何の接点もない人。
まさに見知らぬ人だ。
「亜由美、早く食べないと遅刻するよ」
「あ、うん…」
その見知らぬ人と、なんか家族みたいな会話。
考えられないくらい不思議な現象。
それしか言えないよね。
とにかく、何が原因でこうなったのか。
まあ、一つだけ思い当たる節がある。
あの、謎の露店からもらったお守り。
今も左手に握っているそのお守り。
もしかするとこれが原因なんじゃないかと疑うのは当然なんじゃないだろうか。
ちなみに、何故、昨日貰ったお守りが自分の手の中にあったのかは不明なんだけど。
それにもう一つ気になる事がある。
私が今、ここにいるという事は山谷さんの意識はどうしてるんだろう。私の身体はどうしているんだろう。
病院のベットに眠る自分。
嫌な想像をしてしまった。
もしかしたら、意識不明とか、そんな状態になっていたりして。
それだけは絶対に考えたくない。
とにかく、今は学校に行って確かめなきゃ。
「ご馳走様、行ってきます」