そんなわけで、危ないと思ってた瞬哉とメールをし始め
バスでのやりとりの時から少しずつ瞬哉に惹かれ
追いかける自分がいた。

奈苗はそれに気づいてたらしく奈苗に
「言っちゃえば?」といわれたのだが
私 は生まれてから好きという気持ちも
告白というものも経験したことがない。
何のために告白なんてするんだろう、
告白したら何が変わるのかななんて思ってたほど。

わたしの頭の中には告白して付き合うという
図式なんて存在していなかった。