ロワさんが話したことは、私の視た夢と全く同じだった。



「・・・それで、その夢がどうかしたの?」


イザヤに振ると、彼は困惑したような顔で




「実は、少し問題がありまして。・・・その方、ロワ様の婚約者なのです」