「……また、あの夢……」 此処最近、私は奇妙な夢を見ている。 何処の犬かわからない犬と散歩をして、誰かわからない人とぶつかる夢。 「……なんなのよ」 これで5日連続この夢だ、少しは勘弁して欲しい。 「乃愛ー、起きたのー?」 ベットでぼんやりしていると、階下から母さんの声が聞こえた。 「あ、ヤバ・・・」 私は急いでベットから起きリビングへ向かった。