あの最果てから移動する。
今居るこの地も先程より幾らかましなだけで、殺伐さは否めなかった。
「なぁ、なんかずっとこの調子なんじゃないのか。この星は。」
彼の言葉に彼女は首をふる。
「綺羅信じたら大丈夫だよ。」
大丈夫って…。
何を根拠に、先程危なかった事は頭にないのだろうか。彼、綺羅は
「やれやれ。から元気じゃないと良いけど鈴(リン)」と言うと、ため息をついた。
そんな綺羅に対して、彼女、鈴は戸惑いながら、しばらく綺羅の言葉の返事を考えていたが。
「多分、から元気だけど頑張る。」
と苦笑いで答えた。
それ程までに、この場所も美しさの欠片もない位だったからだ。
先程の場所は、草木も生えない荒涼とした場所。
こちらは、数える位の草木がある殺伐とした場所だった。
「私達と同じ感じの人って居るかな?」
綺羅の返事を待つまでもなく鈴は歩き始めた。
今居るこの地も先程より幾らかましなだけで、殺伐さは否めなかった。
「なぁ、なんかずっとこの調子なんじゃないのか。この星は。」
彼の言葉に彼女は首をふる。
「綺羅信じたら大丈夫だよ。」
大丈夫って…。
何を根拠に、先程危なかった事は頭にないのだろうか。彼、綺羅は
「やれやれ。から元気じゃないと良いけど鈴(リン)」と言うと、ため息をついた。
そんな綺羅に対して、彼女、鈴は戸惑いながら、しばらく綺羅の言葉の返事を考えていたが。
「多分、から元気だけど頑張る。」
と苦笑いで答えた。
それ程までに、この場所も美しさの欠片もない位だったからだ。
先程の場所は、草木も生えない荒涼とした場所。
こちらは、数える位の草木がある殺伐とした場所だった。
「私達と同じ感じの人って居るかな?」
綺羅の返事を待つまでもなく鈴は歩き始めた。