「怖い。」 ついつぶやいてしまった。 莉雨には、聞こえていない。 そう思い足を進めた。 待ち合わせは近くの喫茶店。 昔ながらの雰囲気漂う落ち着いたところだった。 店に近づくにつれ、緊張は高まる。 店の前に着くと、すでにピークに達していた。