俺が先に寝た。 それからしばらく経ち。 勉強を終えた兄貴が布団に入った。 寝れなかった俺はその様子を見ていた。 「ん…。」 眠ったはずの兄貴の話声。 それに耳を澄ます。 ところどころ、琴音の名前が聞こえる。 携帯を見ると、夜中2時を回ってる。