「もぅ いいか?」

部屋の外から怜音の声が
聞こえる。

「うん」

返事をするとすぐに2人はいた。

「まだ目、さめねぇの?」

翔音くんはすごく心配そうに
している。

「兄貴落ち着けって」

怜音が翔音くんのことを
なんとかおさえている。