「付き合ってるってこと
他の奴らに言ってなくて。
そんで
その彼女の組と俺らの組とで
ヤバい戦いが起きて、
で、…………兄貴がその彼女を
自分の手で殺った…」


いつのまにか
私の手をきつく握っている
怜音の手が震えてる。