はやる気持ちを抑えて電車を降り、学校に向かった。 学校に着くと廊下…というか、うちのクラスの前に人だかりができている。 「なになに?」 野次馬根性丸出しで(と、いうか自分のクラスなんだけど)そこに近づくと、かっこいいとか、めっちゃイケメンとかいった女子たちの声が聞こえる。 「ちょっと、ごめんね〜。」 なんとか教室に入ると窓際の一番後ろの席には見慣れない顔があった。