寝ているかよの髪をなでる俺。

かよのほっぺたは赤く腫れていた。




首に
「あざ………?」

腕にも、足にも。

もしかしたら身体中にあるかもしれない。

「かよ……痛かったよな。助けるの遅くなってごめんな。いま、手当してやるから。」

俺は近くの薬局で湿布を大量に購入し、かよのみえる部分のあざに丁寧にはった。


俺も寝てしまった。