☆宏光SIDE☆


胸騒ぎがする。

寝坊した。
もう3限目か。

俺は走って学校に向かった。


「あっ!三宅!」

麻里子に呼ばれた。

「なに??」

涙目?こいつどうしたんだよ。

「どうしよう!!かよが!かよがいない!」

嘘だろ??


かよちゃんが!?

なにがあったんだよ……



「何があったんだ「あっ!柳下くん!!」

麻里子は蓮くんにも伝えていた。

俺は走り出す。

どこにいるかわかんねぇけど好きな女がいねぇなら探すのみだろ!!

「かよちゃーん!!!」

俺は大声で探す。

電話してもらつながらねぇ!!!


お願い。

無事でいてくれ。