「あ゙?いま何て言った?」



あ、やばい。


と思った時には遅かった




「調子乗ってんじゃねーぞっ!!!」




─バチンッ




頬を力いっぱい叩かれて




その衝撃でコンクリートの地面に倒れ込んだ




「龍司、落ち着け

顔に傷を作ったらカメラで顔写せなくなるだろ」



慌てて男の人が止めに入ったけど遅いよ、




頬がジンジンして口の中は血の味がした




「おい、大丈夫か?」




1人の男の人が駆け寄ってきて私の顔を見て




「チッ!痣になってるじゃねーかよ!龍司!!」



舌打ちをして龍司くんを睨んだ