男目線の曲を1オクターブ上げて。
アカペラだけど、気持ちはつまってる。

「私、この曲好きだな。」

「…俺も。」

きっと結城が傍に居たかったのはカナエ先輩だと思う。
だけど今、カナエ先輩はモニターの先。
だったら私は結城の隣で笑ってたいな。