私たちは肩を並べて登校した。


｢あれ由綺じゃない？｣


私は由綺と似た後ろ姿に視線をおくる。


｢お？由綺!!｣


｢よ!!なんでお前ら一緒に登校してんの？(笑)｣


｢ん？実は同居してんだよ。｣


｢え…同居？｣


｢あぁ。あ、誰にもバラすなよ。｣


｢あーうん。｣


｢どうしたの？元気なくない？｣


｢いや…別に？｣



由綺は下を向いて答える。


どうしたのかな…