午後の授業はあっという間に終わった。


「美途!歓迎会一緒に行こうぜ。」


伊月が私の肩に手を置く。

「あーうん!でも柚樹も一緒だけどいい?」


「あぁ、こっちは由綺がいるから別に大丈夫。」


「由綺君懐かしいなぁ…!」

「ぶっwww」


「なっ?伊月!なんで吹き出すのよ(笑)」


「いやぁ…由綺が懐かしいとかなんか柄じゃねぇなって…」


「確かにね(笑)」


今まであの1ヶ月の冬の間が嘘のように感じた。


でも私はあの1ヶ月の間にもっと伊月のこと好きになっていた。


永遠に一緒だからね!


伊月…!