「レイラ様~お食事の用意が整いました」
コンコンとドアが2回ノックされる。
「はい。今行く」
小さい頃から私は何不自由なく暮らしてきた。
むしろ、それが普通だとさえ思っていた。
でも、気付いちゃったんだ。
私の周りに人がいっぱい集まってくるのも
私の好きなものとかプレゼントしてくれる人とかがいるのも
私がどんな間違ったことをしてもみんな笑って接してくれるのも
全部全部……
この、王族の血のせいなんだって。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…