菜々side


私は、白蓮に理由を聞きにいくために白蓮の倉庫に行った。


ガラッ


下「「「「あ。こんにちはッス」」」」

『こんにちは。あ。総長達を呼んでもらってもいい?』

下1「用事ですか?」


用事…?


んー。用事っていうのかなー?


まぁ。そういう事にしとこう。


『うん。“大事”なね』


わざと大事を強調した。


下2「どんな用事ですか?」


あの…


話し聞いてた?


『んーと…なんで、“私を勝手に姫にしたのか”と“姫を辞める”っていいにきたの。だから、呼んできて?』

下2「え!?辞めるのですか!?」

『え?うん』

下3「辞めないでください!!」


え…?なんで…?


下1「白蓮は、菜々さんが来てから変わって来てます。だから…」

『ごめんね。私、もう族に関わらないようにしてるの』


私は、下っ端が話してるのを遮った。


確かに、変わってるかも…


でも、私のおかげじゃないと思うの。


下「菜々さん…」


ガチャ


ん?私は、上を見た。