下には、完全に怒ってるオーラを出してる菜々ちゃんがいた。


『私が姫になったってどういうこと?』

大貴「他の族にお前が姫だと思われた。だから、勝手に姫にした」

『それは、あんたが朝皆にメールで言ったからでしょう!?』

大貴「チッ」


やっぱり、なんでもお見通しですか…


さすが、菜々ちゃん。


剛「菜々ちゃん。自分が危ない事、わかってますか?」

『わかってるよ?』


それが?って言いたそうな目で僕達を見てきた。


櫂人「本間にわかってんのか?」

『わかってるよ』

櫂人「じゃあ、守られてろ!」

『嫌!!守られない癖にそんな事を軽々しく言うな!』


菜々ちゃん…?


急に声を荒げて…


どうしたんでしょうか?


櫂人「わいらは、ちゃんと守れるわ!!」

『どこにそんな根拠があるの?ないくせに守るなんて…簡単に言わないで!』


さっきとは、違って冷静。


でも…


すごく辛そうな顔をしている…


菜々ちゃん…


何を抱えてるのですか…?


剛side終わり