剛side


大貴が菜々ちゃんを家まで送るって言ったのに、菜々ちゃんは逃げてしまいました…


はぁ。姫の事も断れるますし…


本当に菜々ちゃんは、不思議ですね…


あんなに姫を嫌がった人、初めて見ました。


絶対、菜々ちゃんなら大貴を変えれるはずです。


でも、その為には姫になってもらわないと困りますね…


それは、置いといて…


僕は、菜々ちゃんがさっき言った言葉が引っ掛かります。


「もう、族には関わりたくない」という言葉に…


もう…って事は、前はどこかに入ってたのでしょうか?


でも、それ以前にあの顔が気になります。


悲しそうで…とても辛そうで…


あんな顔…


見せられたら、僕らは何も言えません。


でも、大貴は本気みたいですね…


菜々ちゃんを姫にしたいみたいです。


まぁ。僕も菜々ちゃんが姫なら文句なしです。


でも、姫は狙われやすい…


そう思うと…


姫はちょっとって思います…


でも、それを決めるのは僕ではないです。


白蓮のみんなでもない。


菜々ちゃんが決める事です。


だから、僕達は口出しすることが出来ません。


菜々ちゃんが姫になってくれることを願いましょう。


剛side終わり