私は初めて会った人とうまく話せない。だからドアの外で見えないようにしてた。



なのに。



「ケイ!俺の可愛い可愛いお友達連れてきた!あやちゃんです・・おいっ入れよ」




「あ、どうもこん・・」


吸い込まれた


様な気がした。






「はじめまして。ケイです。歩と同級生です」






私の目の前にいる彼は


何だかとても不思議なものを持っていて、目を見るとまるで吸い込まれそうになった。