「あ、次音楽室だよこよみ。先にいってるねー」
「あ、忘れてたー!うん、ごめんー」
教科書やら筆記用具やらを持って必死になって教室を出ようとする。
もう教室には担任(社会担当)もいなくなっており、私一人だけ。
やばいやばい、遅刻になる・・・
もうダッシュしようかと悩みながら扉を開く。
すると
ガラッ
目の前に、見覚えのある男子の制服。
胸元あたりまでしかみえないのだから、結構背は高い人物。
「あ、すいませ・・・」
「・・・こよみ」
見たことのある顔が、そこにあった
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