「・・・yes」


 肯定してんじゃねぇ!!


「そうですか。いい子ですね、先輩は・・・」

「お、お褒めに預かり・・・光栄、ですぅ」

 軟弱な野郎だ。

 くっ・・・ここは腹を括るしかないのか・・・?

 悪魔のような足音が、私に迫る。

 彼女に捕まったら、終わるのだ。

 しかも、こんなところで。

 終わるというのは、社会的に。


「ここにいるのは・・・」


 ドッドッドッドッ


「だぁれ・・・?」


 ドッドッドッドッ