ゴテゴテと巻いた髪がふさふさと揺れ動いているのを見ながら、何?と小さく尋ねた



めんどくさかったせいか、自分が思っていたよりも低い声が出る



目の前の女はそれにも気にすることなく、少し尖らせている唇を開けた



「私もスウェーデンリレーになったの、よろしくっ」


そういえばスウェーデンリレーは1クラスから男女1人ずつ出場だったなぁ、といまだ冴えていない頭で考える