「んじゃ、屋上へ行くよ!!」 と、屋上に向かって歩き出す杉崎君に着いていく。 てか、杉崎君って絶対モテるよね…… かっこいいし、可愛いし、優しいし。 完璧過ぎるよ…… と、彼の背中を見つめながら考えていた。 「着いたよぉ~」 ニコニコした杉崎君が屋上のドアを開ける。 ドアを開けた瞬間、心地よい風が頬を撫でる。 気持ちいい…… 私は背伸びをした。