******* 「じゃあ、またね。」 「おう。」 そして夏樹と私はそれぞれの家に入る。 「ただいまー。」 「おかえり〜♪洸君とはどうだった?ちゃんと話し合えた?」 お母さんが興味しんしんに聞いてくる。 「あー、実は…無理だったの。でも、また話せる機会があれば話そうと思う。」 「そうなのね。まぁ、ゆっくりで良いのよ。」 と、お母さんはキッチンに入っていった。