ズキン─────




「く…………っ」



胸が痛む。



俺はそれ以上見ていられなくて、教室へ駆け込んだ。



教室には誰もいない。




「ほんと、どーすれば……」



もう訳わかんねぇ……




俺は心が折れそうだった。