俺と日高はカフェにいた。





「はぁ………」





俺は別れのメールを送信し終えて、途方に暮れていた。





「日高……これで良いんだろ。」





「……ま、許してあげる。」





やっぱり……俺には幸せになるなんて無理なんだ……





てか、幸せになっちゃいけないんだ……





俺は昨日一晩考えて…実音と別れることを決意した。





こうなったのは昨日、実音を家に送り届けた後のこと───