******** 「んじゃ、ばいばーい。」 雪菜に手を振る。 「はぁ……」 もう……駄目だ…… ♪〜♪〜♪〜♪ あ……メール。 涙を拭きながらケータイを開く。 ─────────── 別れよ。 ─────────── え…… 差出人を確認すると……杉崎君だった。 やっぱり……私と杉崎君は終わりなんだ…… 心のどこかで気づいていた。