「どーしたの実音……ってえぇ!?」 カフェのフロントガラスの向こう側に杉崎君がいた。 ……しかも、私と同い年ぐらいの女の子と。 「杉崎……君??」 杉崎君と女の子は、2人で肩を並べて歩いていた。 「杉崎君の奴……何してんの……」 雪菜も私も信じられない光景に、呆然と立ち尽くした。