「実音〜、次のデートが楽しみね〜」 「あはは…そうだね……」 雪菜とショッピングセンターにある、カフェに向かいながらそんなことを話す。 「ここのカフェのカプチーノ、すっごく美味しいんだよ!!」 雪菜がカフェの扉を開きながら言った。 「そうなんだ!!んじゃ、私カプチーノ飲も……」 私は動きを止めた。