******* 「んじゃ、また放課後ね!!」 学校に到着し、杉崎君に手を振る。 「あぁ。」 と、杉崎君も手を振り返す。 そして教室に入る。 「おはよー!!」 クラスメイトに挨拶をする。 「実音、おはよーっ!」 雪菜がいつも通り私の席へやってくる。 「実音のお父さん、杉崎君のこと気に入ってくれた?」 「うん、すぐに認めてくれたよ。」 私が笑顔で答えると雪菜も嬉しそうに笑った。